中国盆栽鉢・朱泥胴紐宝結文切足六角鉢
(ぢゅごくぼんさいばち・種で移動ひもたからむすびぶんきりあしろくかく)
中国宜興窯での泥色の一種。中国宜興窯は明代からの窯で時代を受け継がれている。泥色の味わいのある盆栽鉢の生産をしている。
朱泥と紫泥は焼成温度で色調が変わると言われるが、実際は朱泥と紫泥の粘土自体は全く異なるものです。
写真の盆栽鉢は手の込んだもので(明治28年4月17日中国の政治家・李鴻章が伊東博文と日清講和条約の際に蘭を植え飾られたものと同型)盆栽鉢の美術的完成度も高い。
朱泥胴紐宝結文切足六角鉢 口径310mm-高165mm