帰去来図外縁長方鉢・月之輪涌泉・清風与平合作
月之輪涌泉作(本名・加藤護一・明治41年~平成10年・物故作家)と五代清風与平作(京都 江戸時代から続く京焼の名門)の合作盆栽鉢になります。
作品は五代清風与平が月之輪涌泉(加藤護一)の援助により一時は去った陶芸の道に復帰、昭和46年頃から昭和49年頃まで離れを工房を借り作陶した時期の作品。素地は月之輪涌泉で帰去来図と漢詩文を清風与平が描いた作品です。
清風与平の帰去来図の描かれた盆栽鉢の中でも、絵の出来の好い清風画の描写がよく出ている「人情味あふれる」作品です。
落款は「月之輪涌泉」の彫り落款です。
帰去来図外縁長方鉢・月之輪涌泉・清風与平合作
左右88mmー奥行77mm-高45mm