蕎麦釉薬浮模様変り鉢・三浦竹泉作
京都 三浦竹泉
三代高橋道八に十三彩歳で入門。
明治十六年(1883年)に独立して開業、西洋の彩色を陶磁器に応用する法を自得し、次いで釉薬透明紋を作る事に成功。
明治三十七年(1904年)には青花磁器に玉・石・珊瑚を挿入し、絵画中の配色にも応用した。
明治四十年(1907年)黄色原料を釉薬に用い淡黄地に彫刻を応用するなど、新工夫の作品を生み出す。絵は田能村直人に学ぶ。
大正四年(1915年)三月没、六十三歳。
(日本窯業大観より)
当代は五代目以降となるとおもわれる。
盆栽鉢では(社)日本盆栽協会編の盆栽水石の鉢・水盤・卓に掲載された三浦竹泉の盆栽鉢は知られている。
(社)日本盆栽協会編の盆栽水石の鉢・水盤・卓より。
昭和三十六年 三好家盆栽記念帖より。
三浦竹泉蕎麦釉薬浮模様変り鉢 左右295mm-65mm-48mm
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